がんばらないで [高齢者]
知らないことが恥ずかしい。
高齢者の暮らし [高齢者]
先日70代後半80代の女性3人でランチをしました。お二人は本当に素敵な方です。趣味もお暮らしも優雅。私はお二人を拝見していて、「ああ、80歳になっても、美しく暮らす人がいるんだから、努力すれば私も大丈夫かも」と少し勇気が湧いてくる。
たまたま「来年は冷蔵庫ガラガラ生活を目指そう」と思っていたので、その話をしたら。
「あら、私の家の冷蔵庫殆どからっぽよ。だって物がるあると使わなくちゃならないと思うと面倒くさい」
「私もそう。だって近くにお店があるもの。古くなるのを心配するより無くなったら買いに行くほうが良いわ」
だと。うーん 全くそのとおり、だから私冷蔵庫カラッポ生活したかったの。
以前は冷蔵庫に沢山食品を詰め込んで、安心していた。
確かに今は近くにおみせがあるし、第一一人暮らしだもの、殆どいらない。今頃そんなことに気がつくなんて、私遅れています。
冷蔵庫に首を突っ込んで、リルケの大好きなゆで人参、梅干し、バター、ヨーグルト、キャベツ・・・・・
ああ、これでいいんだと思うと肩のお荷物半分になる。
ジジ友 [高齢者]
ひょんなことから、15人ほどの植物が好きなグループの仲間に入りました。殆どの人が植木屋さん。「土触るの嫌い」なんていう私は仲間の資格も無いのだけれど、たまたま草ぼうぼうの庭を提供したので、しぶしぶ私を仲間に入れてくれました。なんたってシルバー人材センターのグループだから、60代後半から80代のひとまで、いわゆるおじいさん。しかし侮れません。現役時代はそうそうたる地位にいらした方もいらっしゃるし、この道何十年のベテランもいらっしゃる。
皆さん本当に親切で、私が困っていること(主に庭や力仕事)を吐露すると、早速救いの手を差し伸べてくださる。有難い。
自慢ではありませんが、若い頃は全くもてなかった。私自身も男嫌いで、よくもまぁ血迷って結婚なんぞしたもんだと、今でも反省するほど。
このところ、彼ら(いわく「ジジ友」)と芝生に座っておにぎりを食べながら、「大根間引かなきゃ」とか「人参はあまり成長しないね」なんぞと話している。なんというのんびり感。
若いころモテるより、老婆になってやさしいおじいさんとお友達になるほうが、私にとっては恵みだったのかもと感謝してる。
高齢者とタブレットPC [高齢者]
私今力を注ぎたいことがあります。それは高齢者にタブレットパソコンを使っていただくこと。
ねっとで検索すると、タブレットPCは高齢者にフレンドリーだという記事が沢山あります。総務省もデータでそれを開示しています。
先日有料老人ホームに伺い、ボランティアでタブレットパソコンを紹介したいと提案したら、剣もホロロだった。
そうだよね。何の肩書もない70のばあーさんが突然行ってもね。
そこでいろいろ勉強しています。福祉関係の 事業所に相談したり。知人を便りNPO設立について聞いてみたり。
わたし今とても忙しい。
たまたま今日銀座でクラブを経営しているママを訪問して、彼女のタブレットであちこち遊びました。
そこでわかったこと。「百聞は一見にしかず!」
彼女とても喜んでくれたもの。
高齢者とパソコン [高齢者]
今年の春から月に1回程度、70代後半の殿方のパソコンの個人指導に伺っています。
いやはやとてもお元気。というかものすごくお元気。ビーックリです。
ジムに通っていて、この2ヶ月でズボンのベルトの穴が2つ細くなったって!
フラス語を習ってて、お友達がいるので、来年はフランスに行くのですって!
登山が好きで、高尾山なんて朝飯前。来週は山形の朝日連峰にチャレンジするのですって!
もうびっくりです。
そういう方ですが、パソコンをお持ちではありますが殆どつかえないってことで、私が伺っているわけ。
そんなに色々興味をお持ちなのですから、パソコンを自由に使えたら、ほんとうに楽しいでしょうね。
と、思うので、私はお手伝いをしたいと思っています。
先日その山形への旅行のため、乗り換え案内で時刻などを調べる方法をご案内したら、とても喜んでくださいました。本当は彼の旅のルートも写真付きでご案内したかったし、十分可能なのだけれど、時間の制限がありご案内できずちょっと残念でした。
しかし、考えてみたら、パソコンが無い頃は、時刻表と地図を買ってき調べ、緑の窓口に行って・・・
結構面倒だったけれど、最近は飛行機のチケットなんぞ、ネットで席まで予約できちゃうんだからすごいです。
携帯電話に情報を送ると、全く1枚のチケットも紙も持たずに空港でスルー出来るって、すごい。
だから、本当は高齢者にパソコンやタブレットは素晴らしい味方だと思うのだけど・・・・・
断つ [高齢者]
60過ぎて、いろいろなものが不要になりました。そして70過ぎたら、必要な物は殆どなくなりました。
だからデパートに行っても欲しいものは殆どありません。一昔二昔前なら、ほしいものだらけだったわ。
例外は本屋さん。あそこは今でも危険区域。入ったら最後必ず何か買ってしまう。読んだら「ゴミ」になるのにね。
これからは「断つ」ことを増やしたいと思っています。
最近のことですが、私はタバコとTVを断ちました。40歳から喫煙していましたが、前回の値上げを機会に禁煙しました。「禁煙は難しい」というので、「ホントかなぁ、試しにしてみよう」という安易な理由でしたが、なんてこと無く禁煙成功。暫くは物事を考えるときにちょっと困ったかな。
TVのほうは地上デジタルとかなんとかで、私のテレビは使えなくなったから、「面倒だからもういい」って感じで、捨てちゃった。
愛煙家だったから、今もタバコを吸う人には寛大です。煙を手で払うなんて失礼なことはしないし、タバコの臭い自体不快じゃないし、その人の好みだと思っています。
さてTVですが、先日友達からタブレットPCを借りています。「暫く預けるから使い方を覚えて私に教えて」とのことです。そのタブレットでTVが視聴できます。だから「たまにはTVでも」と思ってチャンネルを選択するのですが・・・・・。
タバコとは違い、私はTVに拒否反応ができてしまいました。なんだろうか? よくわからないけど「うんざり」という感じ。とくに出演者が並んでいて、あーだこーだという情報番組(あれ、なんていうの?)は、私完全に切れて、電源オフです。
そしてこれから、私は「断つ」ことに努めようと思っています。年齢的に自然に断ったものはたくさんあります。でもまだ未練タラタラ的なものがないわけじゃないし、必要な物だけを身にまとうスリムな自分でもない。悲しいけれど、「欲」だってある。名誉とか、金銭とか、異性とかはとっくの昔に無くなりましたが。
今一番大きいのは「仕事欲」かもしれません。仕事したい! スキルを高めたい! ってね。
そんな欲もなくなり、リクエストだけに忠実に応えることができればよいですね。
最後まで私が断ち切れないものってなんだろうか? 多分「酒」かも。
ばーか!
認知症予防パソコン教室 [高齢者]
91才賠償金359万円 [高齢者]
なんと酷薄な裁判だろうか!
7年ほど前91才の男性が徘徊して電車事故を起こした事件があった。JR東海が賠償責任裁判を起こし、名古屋高裁がその91才の妻にちゃんと夫を見守っていなかった!とのことで、359万円の賠償金支払いを命じたのです。
それはあんまりだとおもいませんか?
事故当時妻は80代、介護度1で、いわゆる老々介護状態。四六時中夫を閉じ込め監視していることは不可能だと思うわ。本当に酷い話で、これからますます深刻になる高齢者問題、老々介護問題への影響も大きい。大体91才の女性にとっては350万円は血の滲むような高額、JRにとっては雀の涙、全く血も涙もない判決。
あんまり腹が立ったので、JR東海に電話をした。モチロン「係争中につき、お返事はできない」と至極もっともなお返事だったけれど、一応苦情は言っておきたかったの。
それはともかく藤の花が満開になりました。鉢植えでもこんなに見事は花が咲くのだとびっくりしました。