あれから1年(私的な記念日) [洋子さんへ]
2007年6月1日、洋子さんの大好きな(もちろん私も)チャイコフスキーの「偉大なる芸術家の思い出」を聴きました。久しぶりの彼女とのお出かけ。終焉後「やっぱり素晴らしいわね。」「泣きそうになる」などと感動を語り合いました。
それが私たちにとって最後のコンサートの思い出となるなんて、想像もしていなかった。それからたったの2ヶ月半で洋子さんは帰らぬ人になりました。「もし、その日が最後だとわかっていたら・・・」、後悔はありません。1年たって振り返ってみて、私たちは様々な制約があっても、その時その時を精一杯楽しんで生きていたと思うから。
洋子さんをしのび、いただいた友情に感謝し「偉大なる芸術家の生涯」を聴いています。
Yukomimiさん、
私は海外勤務をしており、友人に会うのも親に会うのも、基本的に年一度です。特に親の場合、「ひょっとしてこれが...」と思ってしまうことがあります。
その日その日を大切に生きたい、「一期一会」というこの世に生を持つものにとって当たり前のことを、考えさせられました。
友達との間に「思い出の曲」があり大切なエピソ-ドがあるというのは、素晴らしいと思います。
by 雀翁 (2008-06-02 14:47)
雀翁様 コメントありがとうございます。
私、雀翁様の隠れファンなんです。毎回楽しみに拝読させて頂いております。
人が持っているものを誇るいろいろなもの、お金とか地位とかあるけれど、品性を損なうことのないものは友人、親族などの人間関係だと思っております。
長い人生で巡り会った多くの人の中で固い信頼で結ばれた友人ほど素晴らしい存在はないでしょう。そんな友人をもてた私は幸せな人間です。
彼女は今はこの世にいませんが、今も「彼女の友達として恥ずかしくない」私でいたいと思っております。
突然そのような大切なものを無慈悲に奪って行くかもしれないこの世です。どうぞ、大切になさってください。
by yukomimi (2008-06-02 21:31)